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第9回 全日本学校ポスター甲子園受賞作品

第9回ポスター甲子園の審査結果発表です。
全72作品の頂点に立ったのは、広島市立大学さんです。おめでとうございます。
大学がグランプリを受賞したのは9回目にして初の事です。大学の場合は有志が実行委員会を立ち上げ、その中で活動していく事や、広告関係は校外に依頼するケースがあり、コンテスト受賞の為にポスターを精力的に作るという事が難しいのかもしれません。
そんな中、広島市立大学さんは第1回の開催から途切れることなく応募と入賞を重ね、この度グランプリ獲得となりました。
今回の作品全体の総評としては、突出した高評価の出る作品に乏しいという印象を受けました。
評価としては平坦で、結果として入賞作品は逸品ぞろいにはなりましたが、甲乙つけがたい内容でした。
特に入賞作と選外の審査は厳しいものがあり、昨年よりも1作品多い8作品の入賞となりました。
今回は名称を新たに「ポスター甲子園」と改め開催させていただきましたが、数多くの作品とめぐりあうことができ、ご応募いただきました生徒、学生、指導者の皆さまには厚く御礼申し上げます。
次回も是非、ご応募下さい。おまちしております。

※ポスターの画像をクリックすると拡大表示されます。
※ 1) は学校名、2) は使用OSと使用ソフト、3) は制作者名(制作者名の所属・学年等)とコメントです。


グランプリ

1) 広島市立大学
2) Windows/Photoshop CS4
3) 川口真理(芸術学研究科絵画専攻)

(受賞コメント)この度は大変華やかな賞をいただき誠にありがとうございます。広島市立大学では、芸術学部・国際学部・情報学部の3学部がそれぞれの個性を活かし、協力し合い、楽しい大学祭を作り上げています。今回、大学祭20回目という節目を迎え、「環」をテーマに多くの方の目を引き、大学祭を楽しんでいただけるようなポスター作りを目指しました。この受賞をきっかけに今後とも大学祭が益々華やかで楽しいものになると嬉しいです。お世話になった大学祭実行委員会の方々、大変な労力を費やし大学祭を盛り上げていただき、本当にありがとうございました。

(審査員より)「環」の一文字を使って色々な「二〇」を浮き立たせ、20回目という節目のイベントを盛り上げるデザインとなっています。そうした発見を通して、見る人に面白みを感じてもらう狙いをはっきりさせたところが大きなポイントでした。また、必要情報はシンプルにまとめられており、イベント告知としての役割をきちんと果たしています。
第一印象で好印象、ちょっとした発見で驚き、改めて情報を確認する。見る人の心の動きをも操ってしまうような作品です。
最高賞受賞、おめでとうございます。

準グランプリ

1) 市立函館高等学校
2) Macintosh/Illustrator CS6
3) 原案:中村樹里(美術部2年)・石山咲(美術部2年)
 撮影・制作:佐々木 龍(美術部顧問)

(受賞コメント)
このポスターは仲間らとともに作り上げたポスターです。見てくれた人に思いを伝えることの素晴らしさを感じ、とても嬉しく思っています。制作するにあたり、協力してくれた方々に感謝しています。ありがとうございました。(中村・石山)
このたびは準グランプリに選出していただきありがとうございました。日々ポスターのテーマを生徒らと考え、最終的に辿り着いたのが「学校祭は青春の授業である」というテーマでした。撮影写真は数百枚にも上り、その中でも最も輝いていた1枚をポスターに採用しました。彼らは今まさに青春の授業中です。無邪気に、そして一生懸命高校生活を送る青春の日々を感じていただけたら幸いです。(佐々木)

(審査員より)
生徒さんたちの積極的な参加がなければ作れない作品。随所に細かな仕掛けも施されています。
通常写真使用の作品だと、撮影をし、良い素材を選出して構成を考えていくというながれになりがちですが、この作品はフィニッシュの状態を想定し、人物・物の配置・アングルを合わせていって撮影しているように思えます。この工程は理想ではありますが、プロのデザイナーでもなかなか難しいものです。
ところで何の授業をしているのでしょう。(追記:「青春」の授業だったんですね。)

優秀賞

1) 東京学館浦安高等学校
2) Windows/Photoshop CS5
3) 渕上彩(3年・美術部代表)

(受賞コメント)優秀賞を頂きありがとうございました。今年は「ショータイムの始まり」をイメージし、私たち美術・演劇部・男子バレーボール部・チアダンス部のみんなにも参加してもらい、見ているだけで幸せになれるような元気あるポスターにしようと作りました。レイヤー数も100を超えましたが、顧問の先生のアドバイスを受けながらみんなで本当に楽しく作ることができました。その結果文化祭でも評判がよくて、とてもうれしく思っていたところ、こんな素晴らしい賞まで頂き、最高の思い出になりました。ありがとうございました!

(審査員より)
いつも有難うございます。入賞おめでとうございます。コスチューム姿の生徒さんが勢ぞろいし、得意のクレイアートが華を添えています。伝統とも言うべき作風を変えることなく、新たな境地を見出している事にはいつも驚かされます。これだけの色を使用しているにもかかわらず統一感をもたせた色彩感覚は素晴らしいです。
生徒さんが一体となって作品づくりに挑んで下さっている事がわかる作品です。(追記:コンテスト応募が美術部の活動の一環となっていらっしゃるそうです)

奨励賞

1) 北海道浜頓別高等学校
2) Windows/Word2007
3) 佐藤真維・鈴木莉子・大森未琴・橋本敦之・葛西泰豊・浮中香佳・高橋京花・玉田有紀

(受賞コメント)生徒会みんなで力を合わせて成功させた学校祭の思い出として、このような結果を残せて大変うれしく思います。壮大な自然に囲まれた浜頓別の良いところを存分に活かしつつ、学校祭のテーマに沿ったポスターとなるよう手をつないで撮影しました。この賞をとれたのはこの生徒会メンバーでなければ成し遂げることができなかったと思います。ありがとうございます。

(審査員より)
今年の応募作品の傾向として、テーマが「リンク」となっている作品が多かったです。この作品もその一つでした。
写真のインパクトが大きく、一目で惹き付けられてしまいます。
瞬間を捉えたショットやロケーションが大変素晴らしいです。文字の配置や余白の使い方などの工夫があればよかったのではないでしょうか。

1) 青森県立三本木高等学校
2) Windows/Photoshop CS4
3) 苫米地 紀嘉

(受賞コメント)今回はこのような賞を頂きありがとうございます。突然の受賞のお知らせに、喜ぶというより驚きの方が大きいです。驚きの方が大きいですけど、相当喜んでます!(笑) 一昨年、先輩がグランプリをとった同じコンテストで受賞することができるとは思ってもいませんでした。今回の受賞を励みに、これからも絵を描き続けていきたいです。ありがとうございました。

(審査員より)
写真に白抜きのヘアラインでデザインを施した作品です。とても愛らしい仕上がりになっていて、ほのぼの感が満載です。
ところどころにキャラクターの出現があったり、見る人を楽しませる事も忘れていません。対外的なPR効果としての情報がもう少し欲しいところです。サイト誘導などの補足情報などがあれば広告媒体として優位になるかと思います。

特別賞

1) 北海道檜山北高等学校
2) Windows/Illustrator10
3) 小川夏未・佐々木亜唯・原紺祐奈

(受賞コメント)特別賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。制作は大変でしたが、みんなでアイディアを出し合って、北高らしいポスターに仕上がりました。協力してくれたモデルのみんな、先生方、本当にありがとうございました。

(審査員より)
毎年の事ながらとても上手な作品です。見習いたい作品づくりです。
見るべきところが満載で、イラスト、写真、構成、コンセプト全てに感心してしまいます。作り手の意思が感じられ、生徒さんが一体となっている校風すらみてとることができます。まさに見本的作品。

1) 神奈川県立大和南高等学校
2) Macintosh/Illustrator CS
3) 辻 志津香(3年)

(受賞コメント)一学期の授業で油絵による顔の自由表現を描きました。後日、たまたま文化祭のテーマにふさわしいいうことになり、文字情報を付け加えてポスターとしました。ポスターになることを前提とせず、油絵で自由に楽しく描いただけの作品を元にして作ったポスターでしたので、今回特別賞を頂きとても驚いています。ポスターと、その原画に賞を頂けた事は大変嬉しいです。

(審査員より)
原画に油絵を用いており、審査員の注目を惹きました。筆跡が見て取れる仕上がりです。髪の毛をドットにした点も好評価でした。
原画ありきの作品ですが、その分インパクトも強く、より広い自由度が期待できます。そういった点では、単色のベタ部分や文字情報に遊びを取り入れても良かったのではないでしょうか。

1) 信州大学
2) 応募のみ
3) 山本智大(第48回銀嶺祭実行委員会 広報局局長)

(受賞コメント) まさか特別賞を頂けるとは思ってもいなく、入賞を耳にした時は驚きを隠せませんでした。Illustrator初心者の私ながらこのような結果を頂けたのは、ご指南を頂いた多くの方々や絵を書いてくださった方々のおかげです。ありがとうございました!!

(審査員より)
「銀嶺祭」のロゴが秀逸。デザイン性が高く、また全体の雰囲気を統一させる重要な要素となっています。情報をL字に配置して注目させたり、全体の密度を左下に集中させるといったデザインバランスに長けており、安心して見られる作品に仕上がっています。
イラストがとても上手で、細かな仕掛けが随所に見られるのですが、この点を活かしきれなかった所が残念です。(追記:Illustrator初心者とは驚きました! デジタル世代の素地を実感します。)

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