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第4回 全日本学校ポスターコンテスト受賞作品

第4回目を迎えた本コンテストは、応募総数129作品、応募校数119校からのご参加を頂き、無事終了いたしました。ご応募下さった多くの皆様、ご支援下さった皆様に感謝申し上げます。
今回の審査結果で特筆すべきことは、何と言っても大分工業高等専門学校さんの作品がW受賞した事です。開催初の快挙です。
応募作品全体の印象は、どの作品もが甲乙付けがたく、素晴らしい作品でも選外にしなければならない事を大変惜しく思いました。回を重ねる毎に作品の傾向も幅を広げ、難しい審査を強いられていることさえ嬉しく感じられました。
次回も沢山のご応募をお待ちしております。
※ポスターの画像をクリックすると拡大表示されます。
※ 1) は学校名、2) は使用OSと使用ソフト、3) は制作者名(制作者名の所属・学年等)とコメントです。


グランプリ

1) 大分工業高等専門学校
2) Windows/Illustrator CS3
3) 玉田翔悟(写真/5年機械工学科)・うのはづき(デザイン/5年制御情報工学科)
(受賞コメント)
びっくりです。周りのみんなは、まだ信用してくれていません。こんな大人数で写真が撮れるくらいみんなが仲良くなるまで5年も時間がかかりました。(玉田)
とても嬉しいです。ありがとうございます。使用した写真は、元々はポスターの2/5位の横長サイズでした。上に広い空間が欲しかったので、元の青色を損なわないように気を付けながら色を付け足しました。印刷でキレイに出して頂けて感動しました。(うの)
(審査員より)
グランプリ受賞おめでとうございます。注視力の高さに評価が集まりました。まず人に見てもらう、というポスター広告の役割を果たしています。写真がとても良く、団結力の強さをしっかりとアピールしています。審査の中でも「裸の男たちのポスター」と愛称され、印象に強く残る作品であったことは確かです。横長の写真の上部を加工し、縦位置で構成したのは成功でした。あえて指摘するなら、カリグラフィー文字が弱いのが難点です。

準グランプリ

1) 北海道富良野緑峰高等学校
2) Windows/Word 2007
3) 写真部員4名[高橋真理(3年)・大野隼祐(2年)・伏見尚紀(1年)・山下翔平(1年)]
(受賞コメント)
アイディアとチームワークがこのような形で実ってとても嬉しいです。ありがとうございます。
スチロール板をくり抜いて、影で表現しようと思いました。苦労した点はモデル2人の位置や表情、そして光源の位置や影の出方の調整で、準備に2時間、撮影に2時間かかりました。
(審査員より)
準グランプリ受賞おめでとうございます。写真は素晴らしいですね。制作前から作品のイメージをハッキリ決めた上で、妥協せずに取り組んだ制作姿勢が作品から滲み出ています。また、影で文字を浮き上がらせるアイディアが大変良いです。

ハイデルベルグ賞

1) 横浜市立東高等学校
2) Macintosh/Illustrator CS
3) 鞍橋麻里子(3年)
(受賞コメント)
画面の中でのバランスが難しかったです。写真の花や草をどう画面に入れるか大変悩みました。花もあまりリアルに描けなかったのが心残りだったのですが、資料が写真しかなくて描くのに時間がかかり苦労しました。色々な色を使っていただけに、タイトルなどの文字の色に大変悩みました。
(審査員より)
大変きれいな作品を作っていただきました。絵がとても上手です。バックの油絵調のタッチなども大変良いです。花があまりリアルに描けなかったという事ですが、全体のバランスからいくと問題ありません。逆に写真にしてしまった部分は手描きで絵に取り込んだ方が良かったです。文字に影を落とすなどの工夫がされており、効果が出ています。

光文堂賞

1) 宮城県柴田農林高等学校
2) Windows/Photoshop CS2
3) 日下真美(美術工芸部/3年)
(受賞コメント)
コンテストに出していた事すら知らなかったので、受賞の知らせを聞いてびっくりしました。文化祭のポスターなので明るい感じにさせたかったのですが、背景を何色にするか悩みました。明るくしすぎても、暗くしすぎてもダメな気がしたので、紫と白の2色の和紙を使って作りました。
(審査員より)
和紙のちぎり絵で作品を作って下さいました。ちぎり絵で野菜を表現している事に驚きです。とても上手く出来ています。恐らく、小さな作品を取り込んで拡大したのでしょう。そのため、和紙の繊維がハッキリと現れ、作品に良い表情を作っています。色を多く使っていますが、バランスよくまとまっています。

きもと賞

1) 久留米工業高等専門学校
2) Windows/Illustrator CS2
3) 岩石琢身(作画/5年)・森田直樹(デザイン/5年)
(受賞コメント)
制作にはとても苦労しました。受賞の知らせを聞いて苦労が報われた思いです。とても嬉しいです。制作で気をつけた点は、絵を手書きにし、勢いを失わないようにしたところです。配色や構図が難しくて上手くいかず、何度も書き直しをして完成させました。
(審査員より)
メカニック調の空飛ぶ不思議な物体がメインになっています。空に浮くステージなのでしょうか? イメージだけで描くのは大変だったと思います。絵に力が入っているのですが、構成が良く、下に3枚写真を配置したことで、暗い色調も緩和され、宣伝力もアップしています。

フジゼロックス賞

1) 大阪情報専門学校
2) Windows/Photoshop 7
3) 小野日愛樹(大学併修科4年)
(受賞コメント)
受賞の知らせを聞いて感無量です。普段勉強する学校が、学園祭の時だけはお祭りという「非現実的な空間」に変わるという意味合いを表現しようと思いました。また、1年に1度のお祭りなので、「待ちきれない気持ち」と、学園祭に対する「情熱」の2点を意識して制作しました。
(審査員より)
上下に黒い帯を配したことで、ハイビジョン画面のような印象を受けます。太陽と断崖と青年という絶対にハズさないアイテムを持ってきた点がこの作品の成功要因です。広い層で好まれるデザインを生みました。影の付け方や各々のアイテムの精度などが今一歩。もう少しこだわっても良かったのでは。

サカタインクス賞

1) 広島市立大学
2) Windows/Photoshop CS
3) 畠山葵(芸術学部2年)
(受賞コメント)
受賞の知らせを聞いてうれしかったです。パソコンが上手く使えなかったので、手描きの絵をパソコンに取り込み、文字入れのみをパソコンでやりました。レトロな雰囲気にしたかったので、色合いや、テーマの文字に気を使って描きました。
(審査員より)
レトロ調を好む、比較的若い世代の好評を集めました。色調と書体と絵のそれぞれが大変良いです。絵をそのままスキャニングしているので、貼り付けたテープ(マスキングテープ?)がリアルに転写され、剥がしたくなる人が続出しました。手描きの文字が甘くなってしまっています。ロゴタイプでしっかり書くと格上の仕上がりになったでしょう。

DIC賞

1) 大分工業高等専門学校
2) Windows/Photoshop 7
3) 佐藤文昌(電気電子工学科5年)・佐藤千絵(制御情報工学科5年)
(受賞コメント)
自分達もとても気に入っている作品だったので、他の人にも評価してもらえたことがとても嬉しかったです。被写体のブレを補正して人物を際立たせる点を意識しました。…交差点での撮影はもうしたくないです。
(審査員より)
色調が大変良いです。モノクロ+金 だけに色を押さえたのがこの作品の大変良い点です。どんな作品を作りたいか、最終的な作品の仕上がりイメージをハッキリと持ち、写真撮影やデザインに取り組んでいるのが分かります。ロケは大変ですよね。撮影など大変だったでしょうが、成果はしっかり出ています。

日本紙通商賞

1) 東京学館浦安高等学校
2) Windows Vista/Photoshop Elements
3) 美術部員8名[須賀智美(部長/3年)・楢見舘 忍(3年)・野中裕希(3年)・前田海遥(3年)・荒井直子(1年)・田中れいら(1年)・吉田有紗(1年)・関川里奈(1年)]
(受賞コメント)
今回初めて応募したのに、このような素晴らしい賞を頂く事が出来て、部員みんなで大喜びしています。私たち(学館生)の今の気持ちを、「アリスがまだ見ぬ新しい世界に旅立つ」イメージで制作しました。部員達が様々なキャラクターを粘土で作って撮影し、パソコンを使って合成しました。とにかくみんなで楽しく制作できたので、特別苦労したことはありませんでした。
(審査員より)
大変楽しい作品です。「不思議の国のアリス」の原作は、実は残忍なストーリーだそうですが、そんな原点回帰な雰囲気も彷彿させます。粘土のキャラクターの精巧さ、写真撮影の角度、色調整、合成など、様々なテクニックが垣間見えるものの、それすら楽しそうです。明るい校風が感じられる、好感度の高い作品でした。

KOMORI賞

1) 北里大学保健衛生専門学院
2) Windows/Word 2003
3) 齋藤絵美(管理栄養科3年)
(受賞コメント)
実習前の期間だったので忙しく大変でしたが頑張って良かったと思います。素直に嬉しいです。ロックフェスを意識し、インパクトのあるものを目指しました。学校のホームページのバーコードを載せるのに苦労しました。ワードの指定があって難しかったです。
(審査員より)
文字をバラバラに、アンバランスに配置していたり、目立つ色の組み合わせの代表格である 黒+黄 のみで配色するなど、「狙い」がハッキリした作品です。応募作品の中では同類の物がなく、個性的でした。やはりインパクトが抜群でしたね。

クロネコヤマト賞

1) 東京都立若葉総合高等学校
2) Macintosh/Illustrator CS2
3) 市川明日香(美術部/3年)
(受賞コメント)
受賞できると思っていなかったのでとても驚きました。長い時間をかけて作った作品なので、本当にうれしいです。全体の水が弾けるような雰囲気の出し方や、画面の下方にある波を描くのにとても苦労しました。
(審査員より)
構成が上手く、また、色網だけで表現している点が評価されました。プロ好みの作品です。オブジェクトの数も多く、うるさくなってしまいがちなデザインを、限りある紙面の中で上手くまとめました。既存の書体だけにせず、そこに創作を加えるとオリジナリティーがアップしたでしょう。

審査員特別賞

1) 青森大学
2) Windows/Illustrator CS3
3) 北村覚(入試広報局)
(受賞コメント)
正直、狙っていたわけではなく、仕事の一つとして制作していましたので受賞には驚いています。使えそうな写真がこの一点のみで、特別調整もせず、邪魔にならないよう文字を配置したぐらいです。文字色は悩みました。最初は白のみで浮きすぎたので縁にちょっとだけ入れたら落ち着きました。
(審査員より)
「写真勝ち」の作品の中でも代表的なものです。極端に言うと、文字情報がなくても写真だけである程度の情報が読み取れ、広告の対象となる人には必ず見てもらえる確立が高いポスターです。写真から構成のインスピレーションを得る方法としては、お手本的作品です。

北海道新聞社賞

1) 北海道浜頓別高等学校
2) Windows/Photoshop Elements
3) 畠山巧(3年/生徒会執行部)
(受賞コメント)
昨年応募した作品がグランプリだったので、今回は少しプレッシャーがありました。ですが、今回も賞をもらえてよかったです。苦労したのは写真撮影です。シャッターチャンスが少なくて、写真を撮るのに苦労しました。
(審査員より)
前回グランプリを受賞し、今回もチャレンジして下さいました。作品の構成は前回と同じで、横位置、全面写真、文字情報で構成しています。今回も校風の良さが伝わってくる作品で、前作品に負けたくないという気負いも伝わってきます。地場の良さを活かしたロケーションも大変良いです。

旭川ケーブルテレビポテト賞

1) 北海道旭川南高等学校
2) Macintosh/Photoshop 7
3) 中谷楓(2年)・上田みどり(2年)
(受賞コメント)
まさか賞をいただけるなんて思ってなかったので、とても嬉しく思いました。作って良かったです。意識したことは南校の学校祭の楽しさが伝わるようなポスターにしたいと思って作りました。
(審査員より)
赤色系のソラリゼーション加工が目を引く作品です。一見、何のポスターか判別できないのですが、明るい雰囲気で見る人を引き込んでしまいます。その点では制作者の意図が伝わる作品に仕上がっています。写真の加工が強く主張してはいますが、欲のない、自由に制作している印象を受ける作品です。

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