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第11回 全日本学校ポスター甲子園受賞作品

関係者の皆様、作品のご応募有難うございます。今回は、71校79作品のご応募がありました。
審査の結果、市立函館高等学校がグランプリを受賞しました。強いです。
準グランプリが今回初参加の大阪市立工芸高等学校。シルク印刷の作品は異彩でした。技法だけでなくデザインにも特筆すべきところがありました。
今回選外となってしまった作品の中にも素晴らしいものはたくさんありましたが、審査の中で聞かれた声としては「惜しい」「もう少し」といったものがいくつもありました。
受賞作品はその「もう少し」のところをしっかり押さえて仕上げている点が違っていたかと思います。
ポスターという性質上、作品は大きなものになるのですが、その広い紙面をもっと生かして欲しいといった審査員の声も聞かれました。ビジュアル重視になってしまい、文字情報の処理はさらっと流してしまう傾向にあり、良さが半減してしまうという例がいくつも見受けられました。その点を惜しみつつ選考がすすめられた印象でした。

イベント、企画を盛り上げる宣材としてのポスターに焦点をあてたこのコンテストですが、これからも皆さんの創作活動の励みとなってまいります。

※ポスターの画像をクリックすると拡大表示されます。


グランプリ 市立函館高等学校

(受賞コメント)
3度目の応募にして、悲願のグランプリ受賞! 本当にありがとうございます。
このポスターは多くの方に共感してもらえるよう、デザインはもちろん、キャッチコピーや配色など試行錯誤して生まれました。先生を始め、写真のモデルになってくれた二人や、ポスター作りに関わってくれた人の協力があったからこそ、賞をいただくことが出来ました。みんなで受賞したグランプリです!<高橋琴美・中野志保・對馬彩乃(以上美術部2年)>

外は青々と涼しげな木々が茂り、窓を隔てた校舎の中は徐々に熱を帯びていく。市函生のクールな感情と年に一度の学校祭にかける情熱を色彩で表現しました。市函生の爽やかで純な思いを表現すべく、部員らと練りに練ってつくりあげたポスターです。<佐々木龍(顧問)>

(審査員コメント)
安定の力強さ。度々の上位入賞を重ね、今回はグランプリ獲得です。おめでとうございます。圧倒的に有利なのが、誰にでも広く好きと言ってもらえる作品作り。あらゆる人々が持っている心象風景を、心の中にイメージするそのままに具現化させています。
いつもクオリティ高い作品で、今回はグランプリ受賞。おめでとうございます。

準グランプリ 大阪市立工芸高等学校


(受賞コメント)
今回の応募が初参加でしたが、準グランプリを頂けてとても嬉しいです。この作品では、シルクスクリーン印刷に挑戦しました。版がずれないように位置を何回も確かめたり、手刷りなので思った通りにインクが乗らなかったり大変なことがたくさんありましたが、良い経験になりました。この賞を取れたのは、手伝ってくださった先生方や友達、後輩のおかげだと思います。有難うございます。<内野阿知花(3年ビジュアルデザイン科)>

(審査員コメント)
初参加で準グランプリ受賞です。この作品はシルク印刷の技法を用いているため、作品に質感を与えています。均等にインクを乗せるのは難しいのですが、とてもキレイな仕上がりです。不透明の白インクでデザインに深みを出すといった工夫もみられるほか、建物をメインに直線やパターンで構成したデザインは洗練されており、シルク印刷の質感と大変よくマッチした素敵なポスターに仕上がっています。

優秀賞 北海道浜頓別高等学校

(受賞コメント)
優秀賞を受賞し大変嬉しく思います。昨年受賞できずに悔しい思いをしたので、今年は賞を獲れるよう頑張ったので、評価いただけて本当に良かったです。今年は技術より遊び心に力を入れました。みんなで楽しく取り組んだ撮影は、誰も気にしないような所にばかり力を入れてしまいましたが、そういった面も評価してくださり頑張った甲斐がありました。良い結果が残せて学校祭の思い出の一つになりました。<竹沢侑也・ 伊藤諒平・川村直輝・木村七華・後藤凪人(以上生徒会3年) 鈴江凌弥・鈴木風真・和野真帆(以上生徒会2年)>

(審査員より)
ノスタルジックな作風はオマージュでしょうか。写真をかなり加工して全面使用しています。生徒さんの演技力も絶妙。つくり過ぎないところがいいです。
背景は中間色の色使いですがメリハリがあり、作品全体のしまりを良くしています。楽しく作ったという、雰囲気が見られました。

奨励賞 滝川第二中学校・高等学校

(受賞コメント)
奨励賞をいただけて本当にうれしいです。ポスターは生徒広報組織「滝川第二キャンパスナビゲーター」のPR用に制作したものです。学校ではコース改変という大きな動きがあり、キャンパスナビゲーターも前進、成長する事をテーマにポスターを制作しました。イメージ通りの写真を撮影するのが難しく、モデルの皆さんには走って飛んでを何度も繰り返してもらいました。撮影は夕方でしたが、編集中に急遽朝のシーンへ変更する事になり、空を合成するのも苦労した点です。写真を全面に使っているので、他のものはできるだけシンプルになるよう仕上げました。<北垣貴寛(3年・滝川第二キャンパスナビゲーター)>


(審査員コメント)
校内告知用のポスターとのこと。ポスター作品にはスタンダードな青系でまとめ、鮮やかです。ロケーションはさりげないながらもしっかりとした意図を感じられます。
最終の作品イメージを共有して、コンセプト段階から構想を確定させているので、こうした写真を撮影する事ができるのでしょう。

奨励賞 高崎市立高崎経済大学附属高等学校

(受賞コメント))
この度は「奨励賞」を頂きましてありがとうございます。全国から素晴らしい作品が多く集まる中で、受賞できたことをとても嬉しく思っています。ポスターの原画はダヴィッドの作品をもとに、「高くそびえるアルプス山脈をも越えるような意気込みで、文化祭を盛り上げていきたい」という思いを込めました。学校の制服のデザインをナポレオンの服装に取り入れるなど、細かな部分に遊び心を入れて制作しました。<松井菜那(芸術コース2年)>

(審査員コメント)ナポレオンを髣髴とさせる模写をメインに壮大なテーマで臨んだ作品です。そうした中に学校オリジナルのキャラクターと競演させるなどあそび心も忘れていません。元々画風の違うものですが、同じ作品の中に違和感なく共存できています。
書く労力を惜しまずに制作された姿勢は素晴らしいです。

審査員特別賞 北海道旭川北高等学校

(受賞コメント)
このポスターは学校祭のテーマから構想を練りました。十分な時間がなかったので、テーマからのインスピレーションを頼りにして制作に取り掛かりました。短時間で集中して描き上げたのが功を奏したのか、描きたいイメージ通りの仕上がったので自分でも満足のいく作品です。
受賞したと聞いたときは、とても驚きました。コンテストを意識していなかったので、その分驚きが大きく、嬉しかったです。<今野仁(美術部・2年)>

(審査員コメント)
審査員の皆さんが、とにかく気になってしょうがない、という理由での受賞です。擬人化されているのはひまわり? インパクトの強い作風に、目が吸い寄せられてしまうという意見が多数。
輪郭で描く技法はこのポスターの一つの魅力となっており、力強さを感じさせてくれます。
こうした前向きさ元気さが一杯の作品は好感度が大きいです。特別賞ながら存在感を見せ付けるポスターでした。

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